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知的資産経営支援

『知的資産』とは?

知的資産

 

『知的資産』とは、バランスシートに記載されていない無形の資産であり、「無形の強み」といわれる目に見えにくい経営資源の総称です。特許や著作権などの「知的財産権」と、ブランドやノウハウなどの「知的財産」を含んだものです。

 

また、『知的資産』は資産の特徴面から以下の3つに分類されます。

■ 人的資産・・・従業員の退職に伴い消失/流出する資産
■ 構造資産・・・従業員の退職時にも企業内に残留する資産
■ 関係資産・・・企業の対外的関係に付随した全ての資産

 

『知的資産経営』とは?

知的資産経営

『知的資産経営』とは、企業における競争力の源泉である「無形の強み」(知的資産)をしっかりと把握し、それを活用することで業績の向上をはじめ、種々の経営課題の解決に結びつける経営のことです。

「無形の強み」は、自社にとっては「あたりまえ」すぎて、認識していない強みや気づいていない良さであることが多くあります。またそれらを生み出した要因自体が強みである場合もあります。

こういった「無形の強み」が顧客や取引先、金融機関、さらに後継者・従業員に正しく評価/理解されるようになれば、より一層企業としての競争力がアップします。

あなたの会社にも必ず「強み」があります!!
長年大企業でトップの「右腕」として経験を積んできた専門家が、あなたの会社の「強み」を引き出します。

 

『知的資産経営』の活用例

    「無形の強み」(知的資産)を把握して社内外に発信/共有することにより以下のような経営課題の解決に役立ちます。

BCP(事業継続計画)策定
BCPとは、災害などによりもし経営資源(ヒト/モノ/カネ/情報)が失われた場合、事業復旧のために何が一番重要かを把握し、その復旧計画を策定しておくことです。
「無形の強み」に基づいて有形の経営資源をどう復旧していくかの計画を策定しておくことが、早期の復旧につながります。

営業秘密管理
知的資産は他社との競争力の源泉となるものです。
これを流出させないようにする、あるいは従業員が何が自社の重要な情報なのかを認識して行動できるようにするための社内体制/ルールを構築することは大変重要な経営課題です。
もちろんそれを構築するためには何が自社の知的資産なのかを把握しておく必要があります。

融資
もしもの時の資金繰りのため日頃から金融機関との良好な関係を構築しておくことは経営者の仕事です。
その際、資金繰り表などに加えて自社の知的資産に基づいて今後のビジョンをアピールできたら、金融機関から一目置かれる存在になります。
金融庁からの指導で金融機関も少しづつ融資先の知的資産を評価する方向性になっています。

事業承継
知的資産を洗い出していく過程を、経営者と後継者が一緒に行うことはスムーズな事業承継のために大変有効です。
日頃「あたりまえ」にやっていることを始めた背景や意味、また経営者の頭の中にある創業時の想い、今後のビジョンなどが明らかになっていくことで、両社の考え方や認識があらためて共有できるからです。

 

具体的にはどうしたらいいの?

まずは自社の「無形の強み」を把握し、それらを繋ぎ合せてひとつのストーリーを作り、何らかのドキュメントにして、目的に応じてその対象者と内容を共有する。
とはいえ、「無形の強み」は自社にとって「あたりまえ」のことである場合も多いので、自社内だけ作成しようとしても本来の良さを発掘できないことが往々にしてあります。

そこで、専門家がお客様からのヒアリングをもとに「事業価値を高める経営レポート」(中小機構奨励)や「知的資産経営報告書」(経産省他奨励)などを作成することを通じて、お客様の経営課題の解決を一緒に考えていきます。

「無形の強み」を「見える化」することで企業力を高めるお手伝いをいたします!

事業価値向上レポート
出典:中小機構「事業価値を高める経営レポート」

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